他者とのつながりや共感の感覚を高める作用から「エンパソジェン」に分類される物質です。心理療法と組み合わせたPTSD治療の研究が進み、一部の国では医療での処方が始まっています。
研究の現在地
MDMAは、薬だけで治療するのではなく、準備・投与・統合のセッションを含む心理療法の中で用いる「MDMA支援療法」として研究されています。2017年に米国食品医薬品局(FDA)がブレイクスルー・セラピーに指定しましたが、2024年には承認が見送られました。指定の対象が、物質単独ではなく心理療法のパッケージ全体だったことも特徴です。
歴史
1980年代の米国では心理療法の現場でも使われていましたが、「エクスタシー」の名でパーティードラッグとして広まったことをきっかけに、1985年に最も厳しい規制区分(スケジュール1)に緊急指定されました。
日本国内においてサイケデリック物質の多くは法律で規制されています。当サイトは違法行為を推奨・幇助するものではなく、掲載情報は医療アドバイスではありません。