波多野 佑介

研究

サイケデリックのバッドトリップは物質で違う|146件の体験報告

「バッドトリップ」と一括りにされる困難な体験は、実は使った物質によって中身がまったく違うことが分かってきました。本記事では、DMT・シロシビン・MDMA・ケタミンの体験報告146件を分析した最新研究をもとに、物質ごとに異なる困難の中身と、繰...
未分類

サイケデリック療法の普及を左右する4条件|エスケタミンの教訓

うつ病治療の新しい選択肢として期待されるサイケデリック療法ですが、その普及を左右するのは薬の効果そのものではないかもしれません。本記事では、2019年に承認された点鼻薬エスケタミンの7年間が残した教訓をもとに、比較有効性・実装・商業化・安全...
研究

サイケデリック療法が適応障害に挑む|4-OH-DiPTの治験開始

がんやALSを告知された直後、心が現実に追いつかなくなる——この苦しみに対して、いま世界に承認された治療薬は一つも存在しません。本記事では、シロシビンとよく似た働きを持ちながら作用時間が半分という合成物質4-OH-DiPTと、マサチューセッ...
研究

シロシビンは脳を無秩序にしない|最大規模fMRI研究が示す文脈整合

サイケデリック体験中の脳は無秩序に乱れている——長く定説だったこの見方が、過去最大規模の脳画像研究で覆されました。 本記事では、62人のシロシビン投与データが示した「文脈整合」という脳の新しい姿と、それが体験の深さや翌日の心の変化とどう結び...
研究

サイケデリック体験の準備は瞑想で変わる|実践者123人が選んだ瞑想法

サイケデリック体験の質を左右する最大の要因は、実は物質そのものではなく「体験に入る前の心の状態」かもしれません。本記事では、瞑想とサイケデリックの両方に精通した123人への調査をもとに、どんな瞑想が準備に役立つのか、期間や時間はどれくらいが...
研究

オレゴンのシロシビン提供は安全性が高い|346人追跡の最新データ

臨床試験の外側で、すでに2万人以上が合法的にシロシビンを体験しています——その安全性を初めて多施設で追跡した研究結果が2026年8月に公表されました。本記事では、オレゴン州の公認サービスを受けた346人の3か月データをもとに、有害反応の頻度...
法律・規制

MDMAサイケデリック療法、FDA再申請|却下から2年の変化

2024年にFDAが一度は退けたMDMAのサイケデリック療法が、新しい第3相試験を実施しないまま、ふたたび審査の入り口に戻ってきました。本記事では、却下の理由となった3つの争点、この2年で動いた制度と政治、そしてシロシビンを含む他の候補との...
教育・トレーニング

サイケデリック療法の人材育成が大学に広がる|レスリー大学の新拠点

「マジックマッシュルームの学位」はまだ存在しませんが、サイケデリック療法を担う人材を大学が正式に育て始める時代は、すでに始まっています。本記事では、アメリカ・レスリー大学が2027年度に開講する新センターを入り口に、サイケデリック療法のトレ...
ビジネス

シロシビンの新薬承認申請が最終段階へ|2027年発売を見据えた第3相データ

うつ病の治療薬が「毎日飲むもの」から「年に数回受けるもの」へ変わる可能性が、いま現実の承認審査の俎上にあります。本記事では、コンパス・パスウェイズ社が2026年8月に公表した最新報告をもとに、シロシビン医薬品COMP360の第3相データ、規...
治療

MDMA療法でPTSD症状が8割改善|イスラエル軍人の臨床試験

戦場のトラウマを抱えた兵士の約8割が、治療後にPTSDの診断基準から外れた——イスラエルの病院から、そんな中間報告が届きました。本記事では、この臨床試験の内容とMDMAが脳と心に働く仕組み、13回のセッション構成、そして実験段階の治療として...